ジョコビッチ、今季3大会目として地元ベオグラード大会に出場

「セルビア・オープン」(セルビア・ベオグラード/ATP250/クレーコート/4月18日~24日)は、3月15日、世界ランク2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、ドミニク・ティエム(オーストリア/同50位)やガエル・モンフィス(フランス/同28位)らとともに出場することを発表した。

【画像】ジョコビッチやティエム、モンフィスらの出場を発表した大会の公式インスタグラム

クレーコート・シーズンのビッグタイトルの一つ「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)の翌週に行われる今大会。
昨シーズン、ハンガリー・ブタペストで行われていた大会が移転され、9年ぶりにセルビア・ベオグラードでツアー大会が開催された。

会場は、ジョコビッチが保有するノバク・テニス・センター。昨年は全仏オープン開催が遅れたため、男子ツアー2大会が行われ、1大会目でジョコビッチはベスト4だったが、2大会目で優勝を飾っている。

20度のグランドスラム優勝を誇るジョコビッチにとって、今大会はATP500ドバイ大会、ATPマスターズ1000モンテカルロ大会に続いて3大会目となる模様。1月の全豪オープンを欠場し2月にATP500ドバイ大会で今季初戦を迎えたが、ワクチン未接種であるため、アメリカに渡航できず現在開催中のATPマスターズ1000のインディアンウェルズ、マイアミ大会を欠場することとなっている。

今大会には、ジョコビッチのほか、クレーコート・シーズンで復帰予定のティエムや全豪オープンベスト8のモンフィス、クリスチャン・ガリン(チリ/同25位)、カレン・カチャノフ(同26位)、ファビオ・フォニーニ(イタリア/同36位)らが出場を予定。

トーナメント・ディレクターを務めるジョコビッチの弟のジョルジェ・ジョコビッチは「昨年、ベオグラードで行われた大会で高い評価を得たことを誇りに思う。今年も熱意を持って4月にベオグラードが真のスポーツマンシップの中心になると確信している」と述べている。
編集部おすすめ