【写真】『車いすテニス体験会』写真館(写真7点)
障害の有無に関わらず、テニスでつながり多様性についての理解を深め、共生社会の実現に向けた企画となっており、橋本総業HD所属の森崎可南子プロとコーチで元プロテニスプレーヤーの小畑沙織さん、そしてプロ車いすテニス選手でパラリンピアンの齋田悟司プロが指導役に。
普段なかなか同時には聞く事の出来ない、健常プロと車いすプロ選手の話を交えながら、車いすテニス車の操作、実際にラケットを手に車いすテニスにも挑戦。参加者の小学4年生の女の子は、「車いすテニス車の操作がとても難しかったが、とても楽しかった。ラケットを持って、ボールを打つのは、とても難しく、あと一歩で届くのに届かないという挑戦が楽しかったです」と感想を語っている。
一方、指導にあたった、齋田プロ、森崎プロからは「健常のプロと車いすプロが垣根を越えて一緒にコーチングをする機会はいままでになく、今後もこのような機会を積極的につくり、共生社会の実現に向けタッグを組んでいきたい」と今後に向けてコメント。
小畑さんからは、『コロナ禍、当社の選手達は年間を通したこの協働事業にて、社会貢献の意識が高まり、アスリートとして恵まれた環境でプレーができていることへの感謝と、日頃からの応援してくださる方々へ素晴らしいプレーで恩返しができるよう頑張ってほしい』と言葉があった。
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