現地3月28日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス4回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク77位)は、アリソン・リスケ(アメリカ/同50位)と対戦。6-3、6-4とストレートで下し、2年連続でベスト8入りを果たした。
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1回戦でアストラ・シャルマ(オーストラリア/同96位)、2回戦で第13シードのアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同15位)をストレートで破っている大坂。3回戦ではカロリーナ・ムホバ(チェコ/同74位)が試合前に棄権したため、試合はなかったが、この日も好調さを見せた。
第1セット、第1ゲームでのピンチをしのいだ大坂は第2ゲームでブレークに成功。早々にリードを奪うと、その後も落ち着いて力強いショットを放ってウィナーを連発する。第8ゲームでは5度のセットポイントをものにできなかったが、直後のサービスゲームをしっかりキープ。6-3で第1セットを奪った。
続く第2セット第2ゲームで大坂にミスが続き、この試合初めてサービスゲームを落としてしまう。それでも、それを引きずらず、第3ゲームでは大坂の強打が炸裂。すぐさまブレークバックに成功する。第4ゲームでは15-40と、再びピンチを招いたが、丁寧にコントロールされたショットを見せてサービスキープ。第5ゲームで2度目のブレークに繋げてリードを奪うと、そのまま勝利を手にした。
2年連続でベスト8入りを果たした大坂は、準々決勝で全豪オープン準優勝した第9シードのダニエル・コリンズ(アメリカ/同11位)と対戦。