錦織圭、2時間の熱戦もフルセットで敗れて2回戦進出ならず
現地2月11日、「デルレイビーチ・オープン」(アメリカ・デルレイビーチ/ATP250)シングルス1回戦が行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク71位)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同123位)を6-7(4),6-4,5-7のフルセットで敗れ、2回戦進出とはならなかった。
【動画】相手も見送るだけ…錦織圭の正確なパッシングショット
35歳の錦織は、今季開幕戦となった「香港テニスオープン」(中国・香港/ATP250)で準優勝と幸先の良いスタートを切り、全豪オープンでは2回戦に進出。
タフなスケジュールの中で迎えた前週の「ダラス・オープン」(アメリカ・ダラス/ATP500)では初戦敗退。今週は、2008年に当時18歳で出場し、予選からツアー初優勝を果たした「デルレイビーチ・オープン」に11年ぶり6度目となった。
初戦の相手は、チャレンジャー大会も含めて過去2勝1敗としているマクドナルドと対戦。錦織はストロークのタイミングが合わず、ミスが続いてラリー戦で主導権を握れない。先にリードを許す展開となり、第10ゲームでは強烈なリターンエースを決めて5-5とするなど挽回したが、タイブレークではマクドナルドが持ち直して6-7(4)で失った。
あとがなくなった錦織、第2セットではリターンから積極的に攻撃。ストロークの精度も上がって0-1から4ゲームを連取して2ブレークアップとする。マクドナルドに1つ返されたものの、リードを守り切って6-4でセットを奪い返した。
勝負の最終セット、サービスキープする展開の中で、錦織が第7ゲームで先にブレークしたものの、マクドナルドもしぶとく返球。錦織にミスが出て、リードを活かせない。
拮抗した戦いは再びタイブレークに突入するかと思われたが、粘りとともにアグレッシブな姿勢も見せたマクドナルドが第12ゲームをブレークし5-7。
【U-NEXTが「ATP Media」と5年間にわたるパートナーシップを締結】
世界最高峰の男子テニスツアー「ATP Tour」。U-NEXTは、「ATP Tour」2025~2029シーズンの「Nitto ATP Finals」「ATP Masters1000」「ATP500」「ATP250」「Next Gen ATP Finals presented by PIF」を日本国内における独占ライブ配信している。