トップ画像は、釜石線遠野駅。遠野物語の故郷の駅は、駅前広場が広く、駅舎は大きくて端正。
駅舎の2階部分には、1995年(平成7年)JR東日本ホテルズが宿泊施設「フォルクローロ遠野」をオープンしましたが、駅舎の老朽化などでJR東日本がより小規模な駅舎への改築の意向を示していることなどもあって2015年(平成27年)筆者の誕生日(3月14日)に営業を終了しています。一度駅舎に宿泊したいと考えて計画を起てていたので筆者はガッカリしました。フォルクローロといえば大雪の日にフォルクローロ角館に泊まって、教えてもらった居酒屋で楽しかったことを思い出します。
ところで、駅の写真を撮っていて奇妙なコトに気がつきました。
駅前交差点の信号機の上に何か乗っているのです。黄色い矢印です。
望遠レンズで撮ってみました。少女像ということは分かりました。どうやら座敷童(ざしきわらし)の様です。信号機に目立つ仕掛けが施されているワケはありませんから上を向かないと気付かないかもしれません。
昼食を食べに行った駅前通り、食堂の先の角には桃から桃太郎が生まれるのを犬に乗った猿と雉(キジ)が待っているというシュールな彫刻も飾られていました。
頭上の道路案内を見たら大工町とあります。
思わず今は亡き寺山修司さんの
「大工町 寺町米町 仏町 老母買ふ町 あらずやつばめよ」(歌集「田園に死す」1965年)
を口ずさんでしまいました。1983年に47歳で亡くなった寺山修司さんは青森県の出身。
地図で調べると駅前通りの西側に大工町がありました。お寺がたくさん並んでいる町です。
小佐野駅も暑かったですが内陸の遠野は暑さも一入(ひとしお)。
「フォルクローロ遠野」の出入口は残っていて「フォルクローロ遠野」の灰皿が置いてありました。喫煙者の筆者はここで食後の一服。
【木造駅舎カタログ】は1駅1回を基本としていますが、遠野駅に限り2回に渡ります。次回も遠野駅。
※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。
(写真・文章/住田至朗)



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