タイの首都バンコクで社会問題となっている交通渋滞の緩和を目指し、バンコク都は日本式信号システムを導入する。まず13交差点で実証実験を行い、都全体へ拡大する計画。

マティチョン・オンラインが28日報じた。

バンコク都のチャッチャート知事は28日、個人のフェイスブックに信号機制御システムを紹介する動画を投稿した。「新技術で都民は快適になるだろう」とコメント。主要4道路(パホンヨーティン通り、ラーマ6通り、プラディパット通り、ラチャウィティ通り)の13交差点から導入するという。

JICA(国際協力機構)は2019年4月から、バンコク都交通運輸局とタイ警察交通警察を支援。JICAや在タイ日本大使館によると、新システムの導入で、交通状況をもとに信号機をリアルタイムで制御できる。

道路を効率的に活用し、渋滞を減少させることができるという。

またJICAは、警察官の手動による信号機操作も交通渋滞の原因の1つとされていることから、信号機操作のためのガイドラインを作成する。

MA addresses Bangkok’s traffic woes with new ultrasonic technologyhttps://t.co/ejrcuj9tIW pic.twitter.com/SIvSwa4szq— ????????????? (@pr_bangkok) June 28, 2023