タイ商工会議所大学の発表によると、6月の消費者信頼感指数(Consumer Confidence Index:CCI、100以上が好感)は全項目で減少し、前月比1.5ポイント減の52.7で、過去28カ月間の最低を記録した。低下は5カ月連続。


クルンテープ・トゥラキットの報道によると、同大学の経済ビジネス予測センターのタナワット会長は、政権の安定性への懸念や、米国の相互関税、国内経済の減速などから、消費者信頼感指数が低下したと説明。

指数は全項目で減少し、全体経済は46.7(前月48.1)、雇用50.6(同51.9)、6カ月後所得60.9(62.9)。

一方、6月のタイ商工会議所信頼感指数は、前月の48.0から46.7に減少し、4カ月連続で低下した。指数は30カ月で最低。国内政治の混乱や米相互関税、観光業と経済回復の遅れが影響した。

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