タイの文化省は、王室の伝統衣装(Chut Thai Phra Ratchaniyom)が2026年、ユネスコの世界遺産委員会で審査される予定だと確認した。

タイ政府広報局によると、内閣は2024年、伝統衣装をユネスコ無形文化遺産に登録する提案を閣議決定。

2026年にユネスコで検討される予定だと説明した。

同省の事務次官は、正式登録を果たせば、何世代にも渡り伝統衣装を守ってきた熟練職人たちが認められることになると述べた。

一方、カンボジアも同時期、自国の結婚式の伝統衣装の世界遺産登録を目指している。申請書類にタイの衣装の画像などを盛り込んでいるとの報道があるため、タイ文化省は注意深く監視すると見られている。

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