日本企業から約2億2700万バーツを詐取した容疑で、タイ警察がタイとアフリカ出身の6人を逮捕したメール詐欺事件で、タイのサイバー警察は、犯人の口座から約2億1500万バーツを押収し、日本の被害者に小切手の場合で返還した。
現地報道によると、事件は4月25日、タイの商業銀行からの通報で発覚。
一方、タイ警察トップは6日から9日にかけて日本を訪問。オンライン詐欺やコールセンター詐欺、人身売買対策に関する高官協議を実施した。キティラット警察長官は、日本の警察との情報共有を強化するため、タイ警察連絡官の日本駐在を日本の警察が暫定的に承認したことに感謝の意を表した。