タイの刑事裁判所は16日、タクシン・シナワット元首相が2015年、韓国メディアのインタビューで王室の名誉を毀損する発言をしたとされる事件の裁判について、8月22日午前10時に判決を言い渡すと明らかにした。
公共放送PBSの報道によると、タクシン氏の代理人弁護士であるウィニャット・チャートモントリ氏は、タクシン氏が8月22日に自ら出廷し、判決を聞くと話した。
また弁護団は非公開の審理中、十分な証言を提出したため、弁護団の主張を終了すると裁判所に伝達した。弁護側の主要証人は、ウィサヌ・クレアンガム元副首相、トントン・ちゃんとランス元首相府事務次官、タクシン氏本人の3人。
8月22日は、タクシン氏が2年前、亡命先から帰国した日でもある。