検問所に驚いた密売人は、急いで車を森の中にUターンさせた。ピックアップトラックを森に隠し、密売人は暗闇の中へ姿を消した。

車内に残されたリュックサックからは、覚醒剤400万錠が見つかった。

カオソッドの報道によると、チェンライ県警は、ラオス国境近くの同県ウィエンケン群から中心街へ、18日午前2時頃に大量の麻薬が密輸されるとの情報を元に、同郡内に臨時検問所を設置した。警察官は、検問所にチェンマイナンバーの不審なピックアップトラックが接近するのを発見。運転手は警察官に気が付くと、すぐに方向転換して逃走した。

警察官が追跡すると、検問所から約800メートル離れた森の中に放置された車両を発見。車内からは、覚醒剤約400万錠が入った袋20個が見つかった。また、車内からチェンマイ県メーアイ群在住の28歳の男の氏名が記載された車両登録書類を発見。警察は容疑者逮捕に向け、捜査を拡大する方針。

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