第35節クリスタル・パレス戦で致命的なミスを犯してしまったムスタフィ photo/Getty Images
トップ4争いをするものの……
現在プレミアリーグで5位のアーセナル。今季から就任したウナイ・エメリ監督の下、4位チェルシーとの差は2ポイントと来季チャンピオンズリーグ出場権を狙える位置につけている。
「エメリはプレミアリーグでボトム6ともいえるディフェンス陣を抱えながらも目覚ましい仕事をしている。(采配面で)彼はミスを犯したが、このディフェンス陣でミスを犯さない人間なんているのか?」
ニコラス氏がこのように語ったことを英『Sky Sports』が伝えた。アーセナルのディフェンダーたちを痛烈に批判している。さらに同氏は続けて選手の個人名を出しつつ、問題点を指摘した。
「我々はエインズリー・メイトランド・ナイルズやエクトル・ベジェリンを獲得したが、彼らは守備的なタイプの選手じゃないね。彼は速いがあのポジションでは積極性に欠ける。シュコドラン・ムスタフィは最大のバグだ。4200万ポンドを無駄にしたね。セアド・コラシナツとナチョ・モンレアルはウィングバックの選手だし、ソクラティス・パパスタソプーロスにはスピードが欠如している」
この中でもムスタフィに対するコメントは痛烈だ。確かにムスタフィはリーグ戦第35節のクリスタル・パレスで致命的なミスを犯すなど不安定さは否めない。
ニコラス氏にプレミアでボトム6と言われてしまったアーセナル守備陣。だが、来季は長期離脱中のDFロブ・ホールディングが帰ってくる。今回批判の対象にならなかったDFローラン・コシェルニーと彼が並べば、他チームに見劣りしないディフェンスラインになるだろう。今季は思うようにいかなかったが、来季は周囲を黙らせるほどの鉄壁守備を披露してほしいところだ。