今季限りでバイエルンを退団することが決まったリベリ photo/Getty Images
チームの一時代を築き上げた“ロベリ”
バイエルン・ミュンヘンは5日、同クラブに所属する元フランス代表MFフランク・リベリが今季限りで退団すると発表した。
現在36歳のリベリは、2007年夏にマルセイユからバイエルンへ移籍。
そんなリベリは、クラブの公式サイトを通じて「オレがバイエルンに来たとき、夢が叶った。別れは決して簡単なことではないが、オレたちが一緒に成し遂げてきたことは忘れてはいけない。オレたちはともに20個以上のタイトルを獲得してきたからね」とコメントしている。
また、クラブの会長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、すでに今夏の退団を表明していた元オランダ代表MFアリエン・ロッベンとともに、リベリへ「フランクとアリエンは偉大な選手だ。バイエルンは彼らに対して、たくさんの感謝の気持ちを抱いている。彼らのために、素晴らしい感情的な別れを用意するつもりだよ。彼らは素晴らしいサッカーで、最も成功した10年と言える時代を創るのに手を貸してくれた」と感謝の意を述べた。
今夏の移籍市場で、長きに渡ってチームを牽引してきた両翼の“ロベリ”が退団し、バイエルンの一時代が終焉を迎える。