ボアテング をかわすメッシ photo/Getty Images
今では世界最高のDFと呼ばれなくなった
今からちょうど4年前、バルセロナFWリオネル・メッシが当時世界最高峰のセンターバックと言われていた選手に尻もちをつかせた光景を覚えているだろうか。チャンピオンズリーグ準決勝1stレグのバイエルン戦で起こった伝説のドリブルのことだ。
メッシの餌食となったのは、ドイツ代表DFジェローム・ボアテング。ドリブルを仕掛けてきたメッシに対してボアテングは後ろに下がりながら対応したのだが、メッシの切り返しに反応できず一回転して転倒。メッシは飛び出してきたGKの頭上を抜くシュートを決め、最終的にはバイエルンを3-0のスコアで葬ったのだ。
英『Sportbible』は、「4年前、メッシはボアテングのキャリアをカンプ・ノウで終わらせた」と題して振り返っている。ボアテングは2014年にドイツ代表の主力としてブラジルワールドカップを制したが、4年後のロシアワールドカップでは散々な結果に終わった。メッシに叩きのめされて以降、確かにボアテングの影は薄くなりつつある。
SNS上でもちょうど4年前の光景を振り返るコメントが増えており、「メッシはこの頃と同じままだ」、「メッシがボアテングを壊した」、「文字通りボアテングのキャリアは終わった。これ以降彼の名前を聞かない」といった意見が出ている。
メッシは今でも魔法のようなプレイを続けており、ボアテングとは対照的な状態にある。今季も準決勝1stレグのリヴァプール戦で強烈フリーキックを含む2ゴールを決めたが、7日の2ndレグでも再び特別なプレイを見せてくれるのか。
#OTD in 2015, Messi magic #UCL | @FCBarcelona pic.twitter.com/ifdKSZfXor
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) 2019年5月6日

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