ユヴェントスのC・ロナウド photo/Getty Images
常に勝利とゴールを求める
今季もユヴェントスの中盤では司令塔のミラレム・ピャニッチ、運動量豊富なブレーズ・マテュイディが重要な役割を担ったが、もう1人忘れてはならないのがMFロドリゴ・ベンタンクールの存在だ。今季は39試合に出場し、21歳ながらイタリア王者ユヴェントスで存在感を放っている。
今季はセリエA初得点も記録し、個人的にも何かと充実したシーズンを送れたことだろう。今季での成長は大きい。中でもベンタンクールを驚かせているのが、今季からチームメイトになったFWクリスティアーノ・ロナウドの存在だ。圧倒的な勝者のメンタリティを持つロナウドにベンタンクールも刺激を受けているようで、やはりチーム内にロナウドのような存在がいると心理面でも学べるところが多い。
伊『Calciomercato』によると、ベンタンクールはロナウドがとにかく負けを嫌う性格だと語り、結果にこだわり続ける姿勢に驚かせたようだ。
「彼は負けることを絶対に好まないし、それが彼を作っている。たとえトレーニングでもね。信じられないよ。彼は負けを嫌い、常にゴールを欲しがる。4-0で僕たちが勝利しても、彼は自分が得点を決めていなければ怒る。これは彼の野心なんだ」
そんな負けを世界一嫌うロナウドが今季のチャンピオンズリーグ・ベスト8の成績に納得しているはずがない。来季は悔しさを晴らそうと頂点を狙ってくるだろう。