レスターのマグワイア photo/Getty Images
移籍金の高さに疑問はあったが……
今夏に新たなセンターバック獲得を目指すマンチェスター・ユナイテッドは、レスター・シティDFハリー・マグワイアがターゲットの1人に挙げられていた。マグワイアはイングランド代表の一員としてロシアワールドカップでのベスト4入りに大きく貢献したのだが、気になるのはその移籍金だ。
マグワイアの獲得には8000万ポンドもの移籍金が必要とも言われており、さすがに高額すぎるとの意見もある。ただ英『The Sun』は、スタッツで見ればマグワイアの移籍金も納得できるのではないかと主張する。
同メディアが今回マグワイアの比較対象に選んだのは、リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクだ。ファン・ダイクは2017年冬にサウサンプトンからリヴァプールに移籍し、その時の移籍金は7500万ポンドだった。
今季の2人を比較すると、ボールリカバリーの数はファン・ダイクが193回なのに対してマグワイアは195回。空中戦勝率はファン・ダイク74.9%、マグワイアは78.1%と、マグワイアが僅かながらファン・ダイクを上回る。
デュエル勝率はファン・ダイクが76.3%、マグワイアが72.1%、パス成功率はファン・ダイク89.7%、マグワイア85.6%などファン・ダイクが上回っている数字はあるものの、いずれも大きな差がついているわけではない。ファン・ダイクもリヴァプールに移籍するまではビッグクラブでのプレイ経験がなかったため、そこもマグワイアと似ている。
ファン・ダイクの移籍金を超えてしまうことには賛否両論あるはずだが、それに近い移籍金が必要になることは納得できるか。
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