スペイン代表で2トップを組んでいた2人 photo/Getty Images
移籍の可能性はあったが……
イングランド・プレミアリーグは多くのフットボーラーを魅了する特別なコンペティションで、人気もかなりのものがある。全ての選手が憧れるリーグの1つとも言えるはずだが、プレミアリーグ挑戦が迫りながら実現しなかったスター選手も多い。
英『Squawka』は、そんなプレミアにやってこなかったスター選手たちを数名ピックアップしている。彼らがプレミアにやってくればどんなチームが完成したのだろうか。想像するだけでワクワクする選手たちが挙げられている。
1.ファン・ロマン・リケルメ
元アルゼンチン代表のリケルメは、ビジャレアルなどで活躍した特別な才能を持つチャンスメイカーだ。ファンタジスタ気質の選手と言うことができ、予想外のところへパスを通してくる。当然リケルメに興味を示すクラブは多く、プレミアリーグでも過去にウェストハムやエヴァートン、マンチェスター・ユナイテッドが関心を示していたという。
リケルメも以前マンUからのオファーを断ったことをキャリアの後悔に挙げていた。プレミアの舞台であのキラーパスが見られなかったのは非常に残念だ。
2.ロナウジーニョ
バルセロナで世界最高の選手となったロナウジーニョには、マンU行きの選択肢もあった。2003年、パリ・サンジェルマンでブレイクしていたロナウジーニョをバルセロナとマンUが取り合う形となり、最終的にはバルセロナが争奪戦を制した。
ロナウジーニョはアイディア、圧倒的なテクニックはもちろんだが、DFに当たり負けしないパワーも併せ持っていた。全盛期と呼べる期間はそれほど長くなかったが、プレミアリーグでも確実に活躍できたはずだ。
3.ダビド・ビジャ
現在ヴィッセル神戸でプレイするビジャは、かつてリヴァプールを指揮していたラファエル・ベニテスから非常に高い評価を受けていた。まだベニテスがバレンシアを指揮し、ビジャがレアル・サラゴサでプレイしていた頃より興味を示していたというのだ。ベニテスがリヴァプールで描いていたのは、フェルナンド・トーレスとのスペイン2トップ完成だ。
リヴァプールは2008-09シーズンにリーグ制覇へ近づいたが、ビジャがいれば頂点に届いたかもしれない。スペイン代表でも2人の関係は抜群だっただけに、リヴァプールが逃したのは痛かった。
4.ウェズレイ・スナイデル
オランダサッカー界のレジェンドの1人スナイデルもマンU行きが噂された選手だ。プレミア行きの話題は以前からあったが、マンUは2014年にルイ・ファン・ハールを指揮官に招聘。ファン・ハールはオランダ代表でもスナイデルを重要なポジションに置いており、ついにスナイデルの獲得が実現するかと思われた。しかし、同メディアはやや年齢を重ねすぎていたと指摘。スナイデルもトルコでのプレイに満足していたようで、実現はしなかった。
スナイデルがインテルで3冠を達成し、ワールドカップ決勝に進出した2010年頃にもマンUは興味を示していたようだが、当時のスナイデルがプレミアにやってきていればかなり面白いことになっていたはずだ。
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