クラブ史上最高額なのにバーゲン補強!? 今夏No.1補強と言...の画像はこちら >>

横浜F・マリノス戦にも出場したロドリ photo/Getty Images

英メディアが絶賛

バーゲン補強と聞けば、安価で実力者を獲得するといったイメージだろう。近年は高額な移籍金が当たり前となっているだけに、余計に安価な移籍金でチームを補強できるのは大きい。



しかし、英『90min』が今夏No.1のバーゲン補強に選んだのは意外な選手だ。その選手とは、マンチェスター・シティアトレティコ・マドリードから獲得したMFロドリだ。ロドリの獲得にマンCは6280万ポンドもの移籍金を費やしており、この金額はクラブ史上最高額だ。とてもバーゲン補強とは言えないが、同メディアは価格以上にロドリの獲得が大きいと主張する。

守備的MFのロドリは34歳と大ベテランになったフェルナンジーニョの後継者候補であり、能力はアトレティコでのパフォーマンスで証明されている。ジョゼップ・グアルディオラの要求する足下の技術はもちろん、昨季ロドリはリーガ・エスパニョーラで103回のタックルを記録している。これはリーガのMFでは最多の数字だという。ボールリカバリー数280回も最多の数字だ。

同メディアはロドリのメンタル、リーダーシップの部分も高く評価しており、すでに将来のチームリーダーと主張している。昨季限りでヴァンサン・コンパニが去ったため、マンCには新たなリーダーが必要だ。もちろんフェルナンジーニョやダビド・シルバがリーダーシップを発揮していくはずだが、ロドリにもチームを引っ張る素質がある。

こうしたことからロドリが今夏No.1補強と同メディアは考えているようだが、この大きすぎる期待にロドリは応えられるのか。

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