ユヴェントスのクアドラード photo/Getty Images
様々な起用法を検討
今季よりユヴェントスを指揮するマウリツィオ・サッリは、チームNo.1のスーパースターであるクリスティアーノ・ロナウドを軸に攻撃を形成していくことだろう。現在はFWパウロ・ディバラとマンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクのトレード案が浮上しているが、ルカクが加わった場合はロナウドをサイドで起用することになるかもしれない。
そうした中、前線でポジションがないと考えられていたのがFWファン・クラドラードだ。クアドラードには中国など複数のクラブが興味を示しており、今夏に退団する可能性が噂されていた。
しかし伊『TuttoSport』は、サッリがクアドラードを構想に含めているのではないかと取り上げている。サッリの構想では、クアドラードのポジションは前線ではない。サッリの中ではサイドバック、さらにはインサイドハーフでの起用も検討されているという。
クアドラードはサイドバックも中盤も器用にこなす選手で、右サイドバックでの起用となれば超攻撃的サイドバックがユヴェントスに誕生することになる。また、中盤起用もコロンビア代表の一員として臨んだ今夏のコパ・アメリカで経験しており、豊富な運動量を活かして印象的なパフォーマンスを披露していた。アーロン・ラムジーやアドリエン・ラビオとは異なる特長をプラスできる存在なのは間違いない。
快速ウイングのクアドラードも超ユーティリティプレイヤーとなってきているが、サッリの下で新たな役割を与えられることになるのか。
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