長期離脱を余儀なくされそうな六反勇治 photo/Getty Images
引退を強いられることも
清水エスパルスは4日、現在負傷離脱しているGK六反勇治の近況について報告した。
2017年に清水へ移籍した六反は、加入初年度から正守護神としてチームのゴールマウスを守ってきた。
復帰へ向けて治療を続けてきたが、そんな六反にさらなる悲劇が襲った。クラブの公式サイトによると、ドクターの診察の結果、オーバートレーニング症候群を発症していることが新たに判明。かつて日本代表GK権田修一や、ヤングなでしこの主将を務めたMF藤田のぞみなども苦しめられた病気だ。
オーバートレーニング症候群とは、過度なトレーニングの連続や長期間行うことなどにより運動機能が低下し、疲労や精神的な疲労が容易に回復しなくなってしまう慢性的な疲労状態のこと。選手生命を脅かし、現役を退くことを強いられる選手もおり、ひどい場合は競技シーンだけでなく日常シーンにも支障をきたすことがあるという。六反の離脱も長引くことになるかもしれないが、しっかり病気を治して再びピッチで元気な姿を見せ、多くのファンを魅了してもらいたいものだ。