フェイエノールト時代の小野 photo/Getty Images
クラブは第2の小野を求めている
フェイエノールトで天才的なプレイを連発した小野伸二、VVVフェンロからトップリーグへと羽ばたいた本田圭佑、吉田麻也、短期間ながらフェイエノールトで快速ぶりをアピールした宮市亮、フィテッセやADOデン・ハーグで活躍した長身のハーフナー・マイクなど、これまでもオランダ・エールディヴィジで結果を残す日本人選手は定期的に現れていた。
しかし、今ほどタレントが集まっているのは珍しい。
中村、菅原が開幕節からインパクトを残したこともあり、オランダ『Algemeen Dagblad』も「小野や本田の時代を思い浮かべた」と日本人選手を特集している。
中でも話題の中心は小野だ。小野はフェイエノールトの一員として2001-02シーズンのUEFAカップを制しており、当時のチームには元デンマーク代表FWヨン・ダール・トマソンや元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーらが揃っていた。
同メディアは、「オランダのクラブは全てフェイエノールトを制した小野のようなストーリーを望んでいる。小野は素晴らしく、マーケティングの面でも多くのものを提供した」と伝えており、小野のインパクトは強烈だった。
そして今のエールディヴィジで最も才能ある日本人選手と評価されているのが、堂安律だ。日本人選手の多くはエールディヴィジをステップアップの場と捉えているはずで、欧州五大リーグにチャレンジしたいと考えている者は多い。その挑戦権に1番近いのは堂安で間違いないだろう。
彼ら若き日本人選手は本田や吉田のようにより高いレベルへ羽ばたけるのか。今季はエールディヴィジの戦いからも目が離せない。
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