ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
ポイントはイグアインの最前線起用
昨季惜しくもセリエA得点王のタイトルに届かなかったユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドは、今季こそと燃えていることだろう。開幕節から得点への強いこだわりを見せており、個人成績も意識しているのは間違いない。
ただ、英『Express』はロナウドが苦しむことになるかもしれないとの予想を展開する。理由は、マウリツィオ・サッリへの指揮官交代だ。まだ開幕から2試合消化しただけだが、ユヴェントスはFWゴンサロ・イグアインを最前線に据えている。イグアインはナポリでもチェルシーでもサッリに信頼されてきた選手だ。同メディアはイグアインの起用でロナウドの得点チャンス減少に繋がるのではないかと分析しているのだ。
イグアインはナポリ戦で得点を記録するなど結果を出しているが、イグアインを中央で固定することでロナウドが中へ入る機会が減ってしまう可能性がある。実際に開幕2試合では左サイドでプレイする時間が長くなっており、それが続けばシュートチャンスは自ずと減ってくる。
昨季ロナウドはペナルティエリアで178回もボールに触り、シュートも167本打っている。ロナウドはシュート精度の高い選手ではあるものの、とにかくシュートを大量に打ってリズムを掴むタイプの選手だ。数少ないチャンスを活かすタイプの選手ではない。
同メディアはプレシーズンマッチを含め、サッリ体制でのこれまでの試合から今季ロナウドのシュート数が138本程度まで落ちるとの予想を出している。シュートチャンスが減れば、当然ゴール数にも変化が出てくるだろう。
「ロナウドは今季リオネル・メッシとのバトルに負けるかもしれない」と同メディアは締め括っているが、ロナウドはサッリ体制でも得点を量産できるのだろうか。まだ始まったばかりなので結論づけることはできないが、同メディアはここまでのゲームから問題ありと捉えているようだ。
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