CL盛り上げてきたベイル photo/Getty Images
2010年からの10年はリーガが支配した
いよいよ2019-20シーズンのチャンピオンズリーグがスタートするが、2010年からの10年間はスペイン勢が欧州の舞台で圧倒的な強さを示してきた。2010-11シーズンのチャンピオンズリーグをバルセロナが制してから、実にスペイン勢が6度も頂点に立っているのだ。
英『Squawka』は今季のチャンピオンズリーグがスタートする前に2010年からのチャンピオンズリーグ・ベストイレブンを作成しているのだが、さすがにスペイン勢の選手が目立つ。
GK
マヌエル・ノイアー
DF
ダニエウ・アウベス
ジェラール・ピケ
セルヒオ・ラモス
マルセロ
MF
セルヒオ・ブスケッツ
シャビ・エルナンデス
アンドレス・イニエスタ
FW
ガレス・ベイル
クリスティアーノ・ロナウド
リオネル・メッシ
GKのノイアーを除けば、フィールドプレイヤー10人はバルセロナとレアルの選手で構成されている。アウベスはバルセロナ以外のクラブでもチャンピオンズリーグを戦っているが、それでも大成功を収めたのはバルセロナ時代と言っていいだろう。
ノイアーはこの10年のチャンピオンズリーグで最多となる261回のセービングを記録しているようで、実力的にも選出は妥当だ。この10年は世界最高のGKの1人との称号を守り続けてきた。
他にもピケはこの10年でDF最多となる410回のクリア数を記録。アンカーのブスケッツは最多タックル数(268回)、最多インターセプト数(196回)を記録するなど、数字の面でも彼らのパフォーマンスはずば抜けている。
ロナウド、メッシはもちろん、決勝で重要なゴールを決めてきたベイルもチャンピオンズリーグに愛されてきた男だ。トッテナム時代にはインテルを異常なスピードで切り裂いた伝説のゲームもあり、この10年間チャンピオンズリーグを大いに盛り上げてきた。
昨季はリヴァプールVSトッテナムというイングランド勢同士のファイナルが実現したが、これからの10年間欧州サッカー界をリードするのはどのクラブとなるのか。徐々に勢力図も変わってくるはずで、新たな時代が始まろうとしている。
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