バルセロナ時代のガイ・アスリン(右) photo/Getty Images
カンテラ時代には絶賛されたが……
バルセロナが長年探し続けているのが、リオネル・メッシの後継者だ。メッシはバルサのカンテラ(下部組織)でクラブの哲学を吸収し、トップチームで大きな花を咲かせた。
ただ、そう簡単にいくものではない。以前もNewメッシなどと呼ばれた期待の若手が何人かいたのだが、メッシと同じ道を歩んだ者はいない。今回スペイン『MARCA』が注目したのは、カンテラ時代から大きな注目を集めていたFWガイ・アスリンだ。
イスラエル代表選手だったガイ・アスリンは、何と16歳の若さでA代表デビューを経験。カンテラでもNewメッシ候補と注目を浴び、とてつもない才能の持ち主と期待されていた。
ところが、ガイ・アスリンがトップチームで輝きを放つことはなかった。今となってはガイ・アスリンがどのクラブにいるか把握しているサッカーファンは少なくなっていることだろう。
ガイ・アスリンは2010年にバルセロナを離れてマンチェスター・シティへ移籍。そこからはブライトン、スペインのラシン・サンタンデール、グラナダ、エルクレス、マジョルカ、母国イスラエルのアポエル・テルアビブ、スペインのサバデル、カザフスタンのFCカイラトとクラブを転々とすることになり、徐々に影が薄くなってしまった。
そして今回ガイ・アスリンはルーマニアのCSMストゥデンツェスク・ヤシと契約。ガイ・アスリンも28歳を迎えたが、Newメッシと言われた頃からは想像もつかないキャリアとなっている。
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