いまだレアルで得点を挙げることができていないアザール photo/Getty Images
無得点期間はオーウェンに次ぐ長さと英紙
今夏1億5000万ポンド(約198億6000万円)という莫大な移籍金でチェルシーからレアル・マドリードに加入したベルギー代表FWエデン・アザール。しかし、その金額から推し量ることのできる期待に彼はいまだ応えることができていない。
この不調には現地メディアも納得していない様子で、29日にスペイン『MARCA』が「彼はベストからは程遠い」と評したのは記憶に新しい。そんな中、英『The Sun』もレアルの悩めるアタッカーについて言及。同クラブ加入後の無得点期間の長さは、かつてレアルで成功を掴めなかったFWの次に悪いと主張している。
「現監督のジネディーヌ・ジダンやデイビッド・ベッカム、ルイス・フィーゴ、ロナウド、カカといった選手は全員、レアル加入直後からゴールやアシストを記録しチームに貢献した。ただ、オーウェンは最初の6試合でゴールを挙げることができずに、10月19日のチャンピオンズリーグ(ディナモ・キエフ戦)でようやく加入後初ゴールを挙げた。今のところ、アザールはそれに次いで4試合無得点だ」
『The Sun』は2004年にリヴァプールから鳴り物入りで入団しながらも、レアルで輝きを放つことができなかったマイケル・オーウェンを引き合いに出し、アザールの不調ぶりを伝えている。最終的にオーウェンは一貫性の欠如も指摘され、わずか1年でスペインを去ることとなってしまった。このままではアザールも同じ道を辿ってしまう可能性も否定できない。
ジダン監督はCLクラブ・ブルッヘ戦前の会見にて、アザールに関して「心配はしていない」と発言したが、本音を言えば早く本領を発揮してほしいところだろう。サッカー界には「ゴールはケチャップのようなもの」という名言がある。
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