ザルツブルクの南野 photo/Getty Images
アンフィールドで衝撃のパフォーマンス
アンフィールドは南野拓実・劇場へと姿を変えた。
2日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でリヴァプールと対戦したザルツブルクは、日本代表FW南野がフル出場を記録。
56分には南野が左サイドからのクロスにドンピシャで合わせて2点目をゲット。アジアの若きコンビで欧州王者リヴァプールを追い詰めたのだ。さらに南野はその1分後にFWエルリング・ブラウト・ハーランドのゴールもアシストしており、堅守を誇るリヴァプール守備陣でも抑え込むことはできなかった。
南野のパフォーマンスにはリヴァプールサポーターも驚いたようで、英『Football Fancast』は今冬の移籍市場で南野獲得へ動けと声を上げるリヴァプールサポーターが続出したことを取り上げている。「ミナミノ」の名前がSNSで頻繁に飛び交う一夜となったのだ。
「間違いなく南野はリヴァプールのスタイルに合う。スピードがあって決定力もある。ボス、1月に獲得を」
「南野を獲得することはできないのか?」
「リヴァプールはこの試合の直後に南野と契約する必要がある。クリスティアーノ・ロナウドのようにね」
クリスティアーノ・ロナウドのようにとは、ロナウドがスポルティング・リスボンからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した2003年のことを指している。ロナウドはマンUとのテストマッチで衝撃のパフォーマンスを披露し、驚いた当時のマンU指揮官アレックス・ファーガソン氏が試合後すぐにロナウドとコンタクトを取ったのだ。
南野がここまで実力の高い選手だとアンフィールドに駆けつけたリヴァプールサポーターは知らなかったのだろう。
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