日本代表で共闘してきた2人のシンジ photo/Getty Images
スペイン紙も注目
10月3日、香川真司が所属するレアル・サラゴサはリーグ戦でマラガと激突する。マラガといえば、今夏にFW岡崎慎司獲りへ動いたクラブだ。
その岡崎は同じスペイン2部のウエスカと契約することが決定し、前節のジローナ戦では華麗なボレーシュートから決勝点を記録している。岡崎のスペインデビューはトラブルもあって遅れたが、スペイン『ElDesmarque』は2人のシンジにスポットを当てている。香川シンジと岡崎シンジ。同じ名前の持ち主ということも特徴的で、同メディアは2人が友人であり、日本のレジェンドだと紹介。2人が揃って今夏スペイン2部へやってきたことが魅力的なサプライズだったと取り上げている。
本来ならば香川VS岡崎の直接対決は3日のサラゴサとマラガの一戦で実現するはずだったのだが、岡崎がウエスカと契約したためもう少し待たなくてはならない。今のところウエスカとサラゴサの直接対決は12月に予定されている。
早くスペインでのシンジ対決を見たかったところだが、結果的に岡崎はウエスカを選んで正解だったのかもしれない。同メディアは香川、岡崎が持つ経験、得点力が今のマラガに不足していると伝えているのだが、マラガは現在19位と大苦戦中なのだ。一方でウエスカは3位サラゴサを追う4位につけており、現段階で香川と岡崎は昇格を争う関係となっている。この調子を両チームが維持すれば、12月の直接対決はかなり熱いものとなるだろう。
「香川はすでにポンフェラディーナ、エストレマドゥーラ相手に得点を決めており、ビクトル・フェルナンデス率いるチームの攻撃の多くは香川を経由する」と同メディアが伝えているように、香川はすっかりサラゴサの中心選手となった。岡崎も早々に一撃を決めることになり、ここからペースを上げてくることだろう。もう少しの辛抱だが、12月に実現予定のシンジ対決が楽しみだ。
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