無敗進行続けるリヴァプール photo/Getty Images
エヴァートンに勝利して32戦無敗
まだリーグ制覇を成し遂げたわけではないため、最強と決定づけるのは早すぎるかもしれない。しかし、今のリヴァプールは21世紀最強に限りなく近い状態になっていると言っていいだろう。
これまでもリヴァプールは何度かプレミア制覇に近づき、2004-05シーズンにはチャンピオンズリーグを制したこともある。ただ、ユルゲン・クロップ率いる今のチームはとにかく負けない。安定感は過去のチームを遥かに上回っており、異様な粘り強さがある。
4日のエヴァートン戦では不調のライバル相手に5-2の快勝を収め、クラブ新記録となるリーグ戦32戦無敗も達成した。昨季プレミアを連覇したマンチェスター・シティに比べて破壊力抜群というわけではないが、昨季も黒星の数はリヴァプールの方が少なかった。
クラブ公式は32戦無敗の軌跡を映像で振り返っているが、劇的なゲームも多い。終盤の勝ち越し、粘り強く戦ってのドローなど、クロップは簡単に負けないチームに仕上げてみせた。
モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの強力3トップはもちろん、アンドリュー・ロバートソンとトレント・アレクサンダー・アーノルドのサイドバック・アシストマシーンも完成した。セットプレイでもフィルジル・ファン・ダイクを中心に得点を挙げることができ、攻撃のバリエーションも格段に増えている。
ここまでくれば2003-04シーズンのアーセナルと同じ無敗優勝の期待がかかるが、今のリヴァプール相手に白星を収められるチームはいるのか。粘り強くなった今のリヴァプールを仕留めるのは簡単ではない。
WE. KEEP. GOING.
— Liverpool FC (@LFC) December 5, 2019
A new club record, 32 consecutive @premierleague games unbeaten pic.twitter.com/yDOMZ1hPqe
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/