マジョルカの久保 photo/Getty Images
敵としてカンプ・ノウへやってくる
カンプ・ノウに久保建英がやってくる。それもバルセロナ期待の金の卵としてではなく、バルセロナを襲う脅威のヤングスターとしてカンプ・ノウへ降り立つのだ。
現在久保が所属するマジョルカは7日にアウェイでバルセロナと対戦することになっており、バルセロナといえば久保がカンテラ(下部組織)で技を磨いたクラブだ。
バルセロナは久保を将来のスター候補と捉えていたはずだが、人生どう転ぶか分かったものではない。久保はまさかのレアル・マドリード入りを選択したのだ。
その後マジョルカにレンタル移籍し、18歳ながらリーガ・エスパニョーラの舞台で通用することを証明している。スペイン『El Desmarque』も「久保がカンプ・ノウの脅威になる」と取り上げており、バルセロナ相手に久保が決定的な働きを見せる可能性も十分に考えられる。
マジョルカの選手たちも久保のことを認めているのか、ここ最近はどこか久保を探しているようにも見える。久保もチームメイトを理解すると同時にキレを増し、毎試合のようにチャンスを作り出している。
同メディアも久保がドリブルを仕掛ける際に足がボールにピタリとひっついていると表現し、「バルサは久保がドリブルを仕掛ける際に細心の注意を払わなければならない」と警告している。それほど久保の仕掛けが危険ということだ。
久保とリオネル・メッシはチームメイトになるのではなく、カンプ・ノウで相手選手として対峙することになった。久保がバルセロナにとって厄介な敵になる未来を想像していた人は多くなかったはずで、久保がバルセロナサポーターの前でどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。
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