FCポルトの中島 photo/Getty Images
海外メディアが選んだ5人は
レアル・マドリードと契約した日本代表MF久保建英、プレミアTOP6の一角であるトッテナムでプレイする韓国代表FWソン・フンミン、バルセロナのBチームで奮闘するFW安部裕葵など、アジア人選手が世界トップクラブと契約するケースも珍しいものではなくなってきた。
ただ、もっと多くのアジア人選手をトップクラブに送り込めるのではないか。
今回同メディアは「欧州トップクラブでプレイするにふさわしい5人のアジア人選手」なる特集を組んでおり、もっと高く評価されるべき5人をピックアップしている。
この5人の中には規格外のロングスローでお馴染みのイラン代表GKアリレザ・ベイランヴァンド、同じくイラン代表選手でロシアのゼニト所属FWサルダール・アズムン、ザルツブルクでプレイする韓国代表FWファン・ヒチャン、そして2人の日本代表プレイヤーが入っている。
1人は、ファン・ヒチャンと同じオーストリアのザルツブルクでプレイするFW南野拓実。今季はチャンピオンズリーグでリヴァプール相手にゴールを決めるなど印象的なパフォーマンスを披露しており、同メディアも過去5年間アジアで最も安定していたアタッカーの1人と称える。
具体的にマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプール、アーセナル、トッテナムは南野に注目すべきと伝えており、その得点力はプレミアリーグ上位クラブで通用すると評価されている。
もう1人は、ポルトガルのFCポルトでプレイするFW中島翔哉だ。ポルトも十分に大きなクラブだが、欧州五大リーグで考えるならばポルトガルは外れる。
ポルトで中島はやや苦戦しているものの、同メディアは紛れもない才能の持ち主と疑っていない。ワイドな位置から創造性を必要とするクラブに中島はぴったりと考えているようで、マンU、パリ・サンジェルマン、ミランは中島に注目すべきと伝えている。
南野と中島は年齢的にも2022カタールワールドカップで日本代表の中心選手となるだろう。今も十分に強力だが、欧州五大リーグのトップクラブで活躍しているようになれば言うことなしだ。
久保はレアル、安部がバルセロナで出場機会を掴み、南野がプレミアトップ6、中島がパリでプレイしていれば、史上最高に豪華な日本代表となるのは間違いない。
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