リヴァプール入り決まった南野 photo/Getty Images
リヴァプールサポーターの間で比較は始まっている
昨季チャンピオンズリーグを制したリヴァプールは、今や欧州トップレベルの完成度を誇るチームとなった。弱点は少ないが、唯一挙げるとするならば攻撃的MFが不足していることだ。
ここはフィリペ・コウチーニョが退団してから空席となっており、リヴァプールは特に代役を獲得してこなかった。それでもチャンピオンズリーグを制覇できたのだから、問題ないとも言える。しかし、攻撃に幅を加えるオプションとして新たな攻撃的MFを獲得するのも悪い案ではない。
そこに現れたのがザルツブルクで輝きを放っていた日本代表FW南野拓実だ。南野はトップ下はもちろん、ウイングから時に最前線まで複数ポジションをこなすことが可能なユーティリティアタッカーだ。
リヴァプールは19日に南野の獲得を発表したが、獲得のため支払った契約解除金はわずか725万ポンド。バーゲン価格で攻撃的MFを加えることになり、リヴァプールにとっては大きな補強と言えよう。
英『Transfer Tavern』がSNS上でのリヴァプールサポーターの声をまとめているのだが、中にはコウチーニョの後釜といった意見も出ている。
「世界最高のクラブへようこそ」
「ついにコウチーニョの後釜だ」
「コウチーニョは800万ポンドで獲得したが、南野は725万ポンド。パーフェクトな後継者だ」
「南野のプレイはコウチーニョを思わせる。よりスピードもある」
コウチーニョは2013年に800万ポンドと安価な移籍金でインテルからリヴァプールに加入し、そこからワールドクラスの攻撃的MFと認められるようになった。最終的には1億ポンドを超える移籍金でバルセロナに引き抜かれており、南野がユルゲン・クロップの下でビッグな選手に成長する可能性だってある。
いきなりコウチーニョと比較されるのはハードルが高いが、それだけ期待がかかっている証でもある。フィルミーノ、サラー、マネ、南野のカルテットが欧州最高峰の舞台で暴れる展開に期待したい。
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