衝撃度No.1のゲームは…… photo/Getty Images
英紙がTOP10を選出
2010年代も数多くの好ゲームがあった。信じられないような逆転劇、予想もつかない大敗など、サッカーファンを熱くさせた歴史に残る名勝負が2010年代にも数多く生まれたのだ。
そこで英『FourFourTwo』は、2010年代のベストゲームをランキング形式で紹介。これら全てのゲームを記憶しているサッカーファンもいるだろう。
10.チェルシー 2-2 トッテナム(2015-16)
このカードは内容もそうだが、チェルシーが必死に2-2に追いついたことでレスター・シティ奇跡のプレミアリーグ制覇が決まったゲームとしても記憶されている。トッテナムは優勝への希望を繋ぐべく勝ち点3を狙ったが、チェルシーはエースのエデン・アザールが見事な個人技でトッテナムの夢を打ち砕いた。
Eden Hazard’ın Chelsea formasıyla Tottenham filelerine attığı mükemmel gol pic.twitter.com/upEr72rGLY
—Dugout Türkiye (@DugoutTR) December 22, 2019
9.ニューカッスル 4-4 アーセナル(2010-11)
アーセナルサポーターにとっては屈辱の一戦だ。前半だけで4点のリードを奪ったにもかかわらず、後半にまさかの4失点。ニューカッスルが1点目を決めたのは68分のことであり、そこから19分間で同点まで追いついている。
67: Newcastle 0-4 Arsenal
— Premier League (@premierleague) August 11, 2019
FT: Newcastle 4-4 Arsenal
A #PL match that will never be forgotten - who wins the latest instalment? pic.twitter.com/7FnwoZPPWS
8.バルセロナ 1-0 インテル(2009-10)
スコアこそ1-0でバルセロナの勝利だが、これはチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ。インテルはホームでの1stレグで3-1の勝利を収めており、カンプ・ノウでの2ndレグでは退場者を出しながらも必死に守って決勝行きを決めた。試合終了後にインテル指揮官ジョゼ・モウリーニョがピッチ内へ飛び出したシーンはあまりに有名だ。
Absolute peak José Mourinho
— Football on BT Sport (@btsportfootball) October 2, 2019
His celebrations when Inter knocked Barcelona out of the Champions League *at the Nou Camp* in 2010 were amazing!
A repeat fixture awaits this evening pic.twitter.com/JGnCrDGtrG
7.バルセロナ 2-2 チェルシー(2011-12)
またまたバルセロナにとって苦いゲームだ。インテル戦とシチュエーションは似ており、攻めるバルセロナと必死に守るチェルシーの構図だ。チェルシーは終盤までアウェイゴールの差でリードしていたため、バルセロナは何としても1点が必要だった。しかし何とも無情なフィニッシュ。最後はチェルシーFWフェルナンド・トーレスが味方のクリアボールに抜け出し、GKとの1対1を制してゲームを終わらせた。
April 24th 2012.
—BenchWarmers (@BeWarmers) March 14, 2018
Champions League Semi-Final.
Chelsea v Barcelona at Camp Nou.
Chelsea needs a result.
91st minute comes.
Fernando Torres strikes.
(: @ChelseaFC)pic.twitter.com/BXLbOAtGvx
6.リヴァプール 4-3 ドルトムント(2015-16)
これぞアンフィールドの力なのか。ヨーロッパリーグ準々決勝でドルトムントと対戦したリヴァプールは、ホームで迎えた2ndレグで60分までに3点を奪われる苦しい展開に。1-3のままゲームは進んでいたが、66分にフィリペ・コウチーニョが得点を決めたところから猛スパート。78分にママドゥ・サコ、そして90分にデヤン・ロヴレンが押し込んで劇的な逆転勝利を実現した。
İnanılmaz!
— STADYUM (@trtstadyum) April 14, 2016
B. Dortmund karşısında 1-3 geriden gelip 4-3 öne geçen Liverpool, Avrupa Ligi'nde yarı finalde! pic.twitter.com/0j5Q61I9Cg
5.レアル・マドリード 2-3 バルセロナ(2016-17)
クラシコの名勝負は数多いが、リオネル・メッシが特別な輝きを放った2017年4月のゲームを忘れてはならない。2-2と激しい攻防を最後に締めくくったのがメッシで、後半アディショナルタイムに決勝点を記録。この場面で冷静にコースを突いたシュートを打てるところは見事としか言いようがない。レアルに悪夢を見せた瞬間だ。
#ElClásico 23·IV·2017@realmadrid, 2 - @FCBarcelona_cat, 3
— MEDITERRÁNEO DIGITAL (@MediterraneoDGT) April 23, 2017
Minuto 92. Gol de Leo #Messi pic.twitter.com/5cNaXaWF0P
4.バルセロナ 6-1 PSG(2016-17)
これもバルセロナ。チャンピオンズリーグの歴史を塗り替える大逆転劇で、準々決勝2ndレグにて4点のビハインドをひっくり返すミラクルを実現した。パリはホームでの1stレグに4-0で勝利していたのだが、カンプ・ノウの勢いを止めることができなかった。
逆転は不可能と考えていた人の方が多いはずで、2010年代最高の逆転劇と言っていいだろう。
3.バルセロナ 5-0 レアル・マドリード(2010-11)
またまたバルセロナ。ジョゼップ・グアルディオラVSジョゼ・モウリーニョの激しいバトルが幕を開けた瞬間でもあり、グアルディオラ率いるバルセロナは完膚無きまでにレアルを粉砕した。過去のクラシコを振り返っても、バルセロナサポーターにとってこれほどスッキリするクラシコはなかったはずだ。
On this day, years ago...
— FC Barcelona (@FCBarcelona) November 29, 2018
FC Barcelona 5-0 Real Madrid
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2.マンチェスター・シティ 3-2 QPR(2011-12)
マンCがプレミア制覇を果たした特別なゲームだ。勝てば優勝のゲームで格下QPRに苦戦してしまい、サポーターの間には嫌な空気が漂っていた。ところが、最後に信じられないドラマがあった。今もチームの大エースであるFWセルヒオ・アグエロが試合終了間際に劇的な逆転弾を記録し、サポーターがスタジアムになだれ込んでの一大セレブレーションとなった。
1.ブラジル 1-7 ドイツ(2014ワールドカップ)
1位は唯一の代表戦からだ。劇的な逆転弾とは程遠い一方的なゲームだが、これほど衝撃的なゲームもなかったかもしれない。ホスト国のブラジルがドイツに圧倒される展開となり、ブラジルに悲しみが広がった。
逆に大会を制したドイツは完成度が高く、ブラジルでさえ手に負えない華麗な攻撃サッカーを披露した。衝撃度では2010年代No.1にふさわしいか。
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