バルセロナBで奮闘するプイグ photo/Getty Images
激戦区の中盤で何とか育てたい
バルセロナにとって2020年最大の目標は、チャンピオンズリーグ制覇だ。ここ2シーズンは大逆転負けで姿を消しており、同じミスが3度続くのは許されない。
しかし、結果と同時に追い求めたいものもある。スペイン『MARCA』が気にかけているのは、バルセロナのカンテラ(下部組織)出身者の中でもトップクラスの才能と考えられているMFリキ・プイグの育成だ。これも立派な2020年の目標の1つと言えよう。
指揮官エルネスト・バルベルデも若手にチャンスを与える考えはあるようで、今季もベスト16入りが決定していたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節のインテル戦ではMFカルレス・アレニャ、FWアンス・ファティ、DFジーン・クレア・トディボ、FWカルレス・ペレスなど若い選手を起用していた。
ただ、プイグは召集されなかった。バルセロナBのカテゴリーでは高い評価を得ているだけに、サポーターもプイグに出番を与えてほしいと考えているはず。2020年こそは、アンドレス・イニエスタと比較されることもある20歳の才能をトップチームで試したい。
今冬にはアレニャがレアル・ベティスにレンタル移籍することが決まり、MFアルトゥーロ・ビダルとも少々ギクシャクしている。仮にビダルがチームを離れる場合はプイグにチャンスを与えるのも悪くないはずだが、2020年こそプイグの才能を見ることはできるのか。才能は間違いないだけに、このまま埋もれる展開だけは避けたい。
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