バルセロナのメッシ photo/Getty Images
シーズン終盤のガス欠は避けたいが……
休まないのか、休めないのか。この違いは大きいが、今季もバルセロナではスーパーエースのリオネル・メッシがフル稼働している。
今季開幕直後は負傷で出遅れたものの、昨年10月6日のセビージャ戦から本格的に復帰。スペイン『MARCA』が驚いているが、このセビージャ戦からメッシはリーグ戦全試合でフル出場しているのだ。
チャンピオンズリーグ・グループステージでも最終節のインテル戦こそ休んだが、第2節から5節までの4試合はフル出場。スペイン国王杯の方もベスト16からはフル出場している。
気になるのはシーズン終盤でのガス欠だろう。ここ2シーズンのバルセロナは、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントで大逆転負けを喫している。一昨季は準々決勝でローマに、昨季は準決勝でリヴァプールにだ。
この敗北の理由の1つに主力選手たちの疲労が挙げられ、メッシやDFジェラール・ピケなどチームの柱となっている選手たちをどう休ませていくのかが今季の重要ポイントとなっていた。
ところが、今季もメッシはフル稼働。リーグ戦でもレアル・マドリードに首位を譲っているため、休ませることができないのだ。今節も3位ヘタフェとの重要なゲームが控え、それが終わると22日のエイバル戦を挟んで25日にチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦でナポリと激突する予定となっている。
すでに国王杯は敗退が決まったが、リーグ戦とチャンピオンズリーグだけでも十分にスケジュールは厳しくなる。
ナポリ戦が終われば3月初めにレアル・マドリードとのクラシコ、さらに難敵レアル・ソシエダらとの戦いが控えていることを考えると、メッシを休ませるのは難しくなっている。
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