レッチェのファルコ photo/Getty Images
1部での経験は豊富ではないが……
今季セリエAで17位と苦戦を強いられているレッチェに天才肌のチャンスメイカーがいるのをご存知だろうか。
28歳のFWフィリッポ・ファルコだ。
伊『Corriere dello Sport』が過去にサレント半島のリオネル・メッシと呼んでいたそうだが、ファルコもレフティーアタッカーだ。今季はリーグ戦で3得点3アシストを記録し、1試合平均のドリブル成功数は2.6回とここまでリーグ5位、シュートに繋がるキーパス数も全体14位となる1試合平均2本を記録している(『WhoScored』)
ファルコはこれまでチェゼーナやベネヴェント、ペルージャなどキャリアの多くをセリエBで過ごしてきたこともあり、28歳ながら知名度はあまり高くない。今季セリエAで時折ファルコが見せる技に驚いたサッカーファンもいるだろう。
伊『Tuttomercato』によると、そんな少し遅咲きのファルコはレッチェで大きく成長できたと語る。バルセロナでプレイする夢もあるようで、まだまだ成長を続けていく考えだ。
「僕は大いに成長した。このレベルに到達できると信じ、ハードワークしてきたんだ。楽しみ続けたいし、ゴールやアシストも決めたい。子供の頃はユヴェントスが好きだったけど、バルセロナでプレイするのが夢だね」
まずはレッチェでセリエA残留を決めるのが直近の目標となり、ファルコとしても下のカテゴリーでプレイするのは避けたいだろう。イタリアのメッシとの評価を確立するためにも、残留を勝ち取る勝負の終盤戦で結果を残したい。
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