フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images
香川真司と重ねて高まる期待
今季のフランクフルトFW鎌田大地はビックリ箱のような存在だ。国内リーグでは得点を決めていないのだが、ヨーロッパリーグになると人が変わる。
グループステージではアーセナル相手に2得点を記録し、20日に行われた決勝トーナメント1回戦ではザルツブルク相手にハットトリックを決めてみせた。ザルツブルクがアーリング・ハーランドや南野拓実を失ったとはいえ、彼らはチャンピオンズリーグでも善戦していたクラブだ。決して楽な相手ではない。
ブンデスリーガ公式も鎌田に改めてスポットを当てており、「ヨーロッパリーグを愛し、アーセナルを潰した日本のプレイメイカーは誰だ?」と特集。すっかりヨーロッパリーグで主役となっている。
以前にも言われていたことだが、同サイトは今回も鎌田に似た選手としてレアル・サラゴサMF香川真司の名前を挙げている。攻撃に創造性をもたらし、パスポートが同じということ以上の共通点があると主張する。香川もドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで欧州カップ戦を経験しており、欧州トップレベルで結果を出している鎌田は香川2世のような存在といったところか。
国内リーグの方でもチャンスメイカーとしては認められてきており、ザルツブルク戦のパフォーマンスで再び評価は上がるだろう。ここまでくればヨーロッパリーグでさらに得点を量産して優勝&大会得点王まで狙ってみたいところだ。
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