フランクフルトで躍動するサムライ2人 photo/Getty Images
注目は鎌田だけではない
20日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ・ザルツブルク戦で、フランクフルトFW鎌田大地はハットトリックの大活躍を見せた。
チームも4-1で勝利することになり、鎌田一色のゲームだったと言っていい。
このゲームでは長谷部も中盤でフル出場を果たしており、鎌田とは異なるやり方でチームを見事に統率してみせた。
フランクフルトは後半戦から4バックを採用する機会が増えたこともあり、3バックでリベロの役割を担っていた長谷部の立場も大きく変わった。ベンチスタートも増え、14日のドルトムント戦も長谷部に出番はなかった。
独『Frankfurter Rundschau』も日本人2人が勝利に貢献したことを取り上げており、長谷部も「中盤リベロ」としてゲームのリズムを作ったと評価されている。中盤の底からボールを要求し、攻撃をスタートさせるのが長谷部の役目だったのだ。
同メディアも36歳の長谷部がチームにとって不可欠な存在と伝えており、長谷部がもたらす経験もヨーロッパリーグで上位を目指すためには必要なものだ。長谷部と鎌田の日本人コンビがどこまで進めるのか。長谷部への注目も忘れるべきではない。
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