ミラン時代のカカーとインザーギ photo/Getty Images
最高のチームメイト、現最高FWにも言及
ユヴェントスやミランで活躍した元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギが思う現イタリア最高の選手、最も難しかった対戦相手、最高のチームメイトは誰なのか。
伊『Milannews.it』によると、まず現イタリア最高の選手に選んだのはラツィオFWチーロ・インモービレだ。
インモービレは今季セリエAの得点王レースを独走しており、センターフォワードらしく一瞬の動き出しでゴールを決めてくる。インザーギと全く同じというわけではないが、同じセンターフォワードとして似ているところがある。
「比較するのは簡単ではないが、私はインモービレが最高のイタリア人選手だと思う。近年の彼はユニークなことをしているし、私が大好きなFWだよ」
最高のチームメイトについては、かなり悩んだ様子。インザーギはミラン時代にチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップを制覇しており、当時のチームは恐ろしく豪華だった。
「難しすぎるね。ネスタ、マルディーニ、ピルロ、アンブロジーニ、ガットゥーゾ、セードルフ。それでも1人選ばないといけないならば、カカーと言うよ。彼と一緒に僕たちは素晴らしいことを成し遂げたからね」
インザーギは他にアンドリー・シェフチェンコ、ズラタン・イブラヒモビッチも素晴らしい選手として名前を挙げているが、当時カカーはバロンドールも獲得していた。インザーギも一緒にチャンピオンズリーグなどビッグタイトルを獲得したことを考えると、カカーとの答えが妥当か。
最後に最も難しかった対戦相手だが、インザーギが挙げたのは同じイタリア人DFファビオ・カンナバーロだ。2006ドイツワールドカップでは頼れるチームメイトだったが、クラブでは厄介な相手となる。
「最も難しかったDFはカンナバーロだね。彼はいつも僕のシャツを掴んでいた。彼は私のことをよく理解しているから、1cmたりとも与えてはくれなかった」
最終ラインの裏へ抜け出すプレイを得意とするインザーギと、当時世界最高のセンターバックの1人だったカンナバーロ。ピッチ上ではとんでもない読み合いが展開されていたのだろう。
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