バルセロナのメッシ photo/Getty Images
英紙が7人の候補を紹介
今年の6月で33歳を迎えるバルセロナFWリオネル・メッシは、まだ本格的に衰えたわけではない。しかし、メッシも永遠ではない。
バルセロナにはメッシの後継者が必要だが、誰がふさわしいのか。英『Daily Star』は7人の選手をリストアップしている。
1.ネイマール
もし今夏にネイマール復帰を実現するならば、そのままネイマールが後継者に収まることになるだろう。実力、さらに話題を呼ぶスター性もある。
ただし、メッシほどの得点力は備えていない。シーズンに30~40ゴールを求めるのは酷というものだ。
2.キリアン・ムバッペ
「メッシの後継者を探す目的でバルセロナがパリを見るならば、ネイマールではなくムバッペとなるだろう」
同メディアはこのように分析しているが、得点力ではムバッペの方がネイマールより上だ。しかもムバッペはまだ20歳と伸びている最中で、得点力はさらにアップするかもしれない。メッシの後継者に最も近い存在か。
3.モハメド・サラー
レフティーという条件で探すならば、リヴァプールのサラーが最も近いか。プレミアリーグでも2シーズン連続得点王に輝くなど、実績は申し分ない。
しかし年齢が今年6月で28歳になることが懸念材料に挙げられており、年齢的には後継者と呼びづらいか。
4.サディオ・マネ
マネもリストアップされているが、サラーと状況は同じだ。年齢は同じく今年で28歳となり、同メディアは2人がメッシの後継者としてバルセロナへ来るならば今夏がラストチャンスと見ている。
5.ジェイドン・サンチョ
年齢が不安材料ならば、やはりムバッペかサンチョが候補だろう。サンチョはムバッペよりもチャンスメイカー色の強い選手ではあるものの、世界を代表するヤングスターの1人として着実に成長している。
ムバッペと同じく、サンチョもまだまだ得点力を伸ばしていけるプレイヤーだ。
6.ケビン・デ・ブライネ
同メディアはここまでウイングの選手にこだわってきたが、視野を広げてMFの選手にも目を向けている。
メッシとデ・ブライネの共通点はチャンスメイク力にあり、2人は現サッカー界最高のチャンスメイカーと言っていい。
マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラの指導を受けていることもプラス要素と同メディアは考えており、チャンスメイク力を重視したデ・ブライネという選択も面白い。
また、スピードが重要視されるウイングに比べて年齢による問題が起きにくいのではとも同メディアは主張。デ・ブライネが30代半ばまでバルセロナの中盤で活躍するビジョンを描いている。
7.アンス・ファティ
最後の考え方は、もうメッシの後継者はバルセロナ内部にいるのではないかというもの。ここまでは外から連れてくることに考えが集中していたが、クラブのアカデミーで育ってきたファティをメッシ2世として粘り強く育てていくプランもいい。
17歳という年齢を考えると、3年後くらいにポテンシャルが爆発すれば上出来だ。コストもかからず、これが最も理想的なシナリオか。
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