マジョルカの久保 photo/Getty Images
もう1人の10代テクニシャン
現在は新型コロナウイルスの影響で欧州のリーグ戦もストップしているが、今後の戦いへ向けて各クラブは移籍市場での動きなど様々な準備へ取り組んでいるのだろう。
スペイン『El Desmarque』は今季リーガ・エスパニョーラにて見事な成績を残しているレアル・ソシエダにスポットを当てているが、ソシエダも来季へ向けて新戦力のチェックに入っているという。
中でも注目したいのは、2人の若き天才プレイヤーだ。1人は、今季レアル・マドリードからマジョルカにレンタル移籍しているMF久保建英だ。
ソシエダは今季レアルからMFマルティン・ウーデゴーがレンタルで加わっており、チームを引っ張る特別な働きを披露している。ウーデゴーは来季もソシエダにレンタルで残る可能性もあるが、仮にレアルへ戻る場合はソシエダも新たなチャンスメイカーを探さなければならない。そのうちの候補者の1人が久保というわけだ。
マジョルカで印象的なパフォーマンスを披露している久保は、ウーデゴーと同じレフティーだ。チャンスメイカーとしての評価も上昇しており、ソシエダのようなクラブが久保をレンタルで欲しがるのは当然だろう。

スペイン期待のペドリ photo/Getty Images
そしてもう1人注目したいのが、バルセロナ入りが決まっているラス・パルマス所属の17歳MFペドリだ。ペドリもレンタルに出る可能性が指摘されており、ソシエダが目をつけているというのだ。
現ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタと比較されるなど、ペドリもスペインを代表するヤングタレントの1人として注目を集めている。バルセロナとしては今季ブレイクしたFWアンス・ファティとともに、ペドリを将来的なエースへと育てていきたい。
久保、ペドリの若き宝石2人が揃うのも面白いが、来季も上位進出を狙いたいソシエダはどう動いてくるのか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/