チェルシーのウィリアン photo/Getty Images
契約今季まで、現在もバーゲン価格に
コロナ禍の影響で、現在さまざまなクラブの財政が危機に陥り、選手の給与カットなどをやむなく行っている。しかし、来季を見据えた選手の補強は行わなければならない。
『Transfermarkt』は、「もっともお買い得な選手たち」として、今夏で契約を満了する有名選手たちを紹介している。このまま契約が終了すればフリートランスファーとして無料で獲得できる可能性があり、現在も市場価値は“バーゲン価格”。緊縮を余儀なくされるなか、資金繰りに喘ぐクラブの救世主となる選手は現れるだろうか。
※文中の市場価格は最高値→現在の価格を紹介
●トマ・ムニエ
28歳/DF/パリ・サンジェルマン
3500万ユーロ→2400万ユーロ
ベルギー代表でも活躍するムニエだが、現在PSGでは右SBのポジションをケーラーに奪われており、契約延長合意には至らず。ドルトムントが獲得の噂。
●ウィリアン
31歳/FW/チェルシー
5000万ユーロ→2250万ユーロ
ドリブルにシュートにと、ブラジル人らしいテクニックで相手を翻弄する。FKも正確。リヴァプールから獲得の噂があり、サラーやマネのバックアップ要員ではないかと見られている。
●ドリース・メルテンス
32歳/FW/ナポリ
3200万ユーロ→2000万ユーロ
小柄ながら俊敏な動きでゴールを陥れるアタッカーで、サイドでもセンターでも起用可。チェルシーが狙っていると言われる。
●ライアン・フレイザー
26歳/FW/ボーンマス
3000万ユーロ→1750万ユーロ
アーセナルから獲得の噂があるドリブラーで、サイドを突破しチャンスにつなげる。昨季はアシスト数15を記録し注目された。
●エディンソン・カバーニ
33歳/FW/パリ・サンジェルマン
6000万ユーロ→2000万ユーロ
冬に噂があったアトレティコ行きは実現せずも、今夏の獲得が再燃。ほか、ブラジルのサンパウロ行きも噂される。J1の神戸行きはエイプリルフールネタだったが……

ドルトムントのゲッツェ photo/Getty Images
●ヤン・ヴェルトンゲン
33歳/DF/トッテナム
3200万ユーロ→1450万ユーロ
SBも兼務できる左利きCB。古巣アヤックスほか、インテル、ナポリなどイタリアのクラブも興味を示している模様。
●ダビド・シルバ
34歳/MF/マンチェスター・シティ
5000万ユーロ→1200万ユーロ
シティの攻撃を長年牽引してきたテクニシャン。今季限りでの退団を明言している。J1神戸行きが噂にあったが、本命はベッカム氏のMLSインテル・マイアミか。
●マリオ・ゲッツェ
27歳/FW/ドルトムント
5500万ユーロ→1050万ユーロ
ブラジルW杯のヒーローも、ドルトムント退団が濃厚。ローマ、ラツィオのライバル同士で獲得合戦が勃発中との報道もある。
●アダム・ララーナ
31歳/MF/リヴァプール
2500万ユーロ→950万ユーロ
負傷もあり出場機会が減少していたララーナも退団濃厚。アーセナル、トッテナムほか、古巣サウサンプトンに戻るのではという噂も。
●オリヴィエ・ジルー
33歳/FW/チェルシー
2700万ユーロ→700万ユーロ
フランスが誇るハイタワーもチェルシーで干され気味。ポストプレイはワールドクラスだけに、欲しがるクラブは多そうだ。インテルが興味を示していると言われているが、チェルシーが契約更新オプションを行使するという話も出ている。
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