スローイン前にボールを拭くデラップ photo/Getty Images
史上最高級のスローイン力か
日本の高校サッカーではロングスローにチャレンジするチームも多いが、プロの世界でロングスローを多用するチームはあまり多くない。期待されたほどの成果を得られないとの理由があるのだろうが、欧州五大リーグでも1人ロングスローの達人がいた。
多くのプレミアファンならご存知であろうストーク・シティで活躍したMFロリー・デラップである。デラップはすでに現役を退いているが、現役時代のロングスローは彼の代名詞でもあった。
英『90min』が改めてデラップのロングスローを紹介しているが、まず他の選手とは軌道が明らかに違う。ロングスローではどうしても山なりのボールになりがちだが、デラップのスローはライナーに近い速度で飛んでくる。
そのためフリーキックやコーナーキックと同じように、ヘディングで合わせた際にシュートスピードを出しやすいのだ。山なりのボールをヘディングで遠くへ飛ばすのは難しいが、ライナー性のボールならば頭に当てるだけで威力が出る。
プレミアリーグらしいフィジカルを活かした攻撃法で、ストーク・シティのロングスローを楽しみにしていたサッカーファンは多かったはず。同メディアはペナルティエリアにミサイルを打ち込むと表現しているが、デラップ級のロングスローならばプロのDFにとっても厄介な武器となるのだろう。
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— S t o k e C i t y F C (@stokecity) March 26, 2020
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