インテル時代のマイコン photo/Getty Images
全盛期の能力は圧巻だった
日本代表DF長友佑都も憧れ、圧倒的な攻撃力で世界最高のサイドバックとの評価を得ていたのが元ブラジル代表DFマイコンだ。
マイコンはインテルで世界最高の右サイドバックの地位を確立することになり、一時期は同じブラジル人DFダニエウ・アウベスよりも高い評価を得ていた。
では、近年の移籍市場ならばマイコン獲得にどれくらいの移籍金が必要となっただろうか。近年はDFの選手にも高額な移籍金が支払われるようになり、DF史上最高額を更新なんてニュースも珍しいものではなくなってきた。
伊『CalcioNews24』によると、かつて代理人を務めていたアントニオ・カリエンド氏は「今だと、マイコンのコストは1億ユーロ近いものとなるだろう」とコメントしている。
また同氏は、3冠を達成した2009-10シーズン直後にマイコンがレアル・マドリード移籍へ近づいていたことも明かしている。インテル側の動きによって実現はしなかったが、マイコン級のサイドバックならばレアルが目をつけるのも当然だろう。その際には高額な移籍金が動いたはずだ。
現在も攻撃的なサイドバックは数多いが、マイコンの全盛期と比較できる選手はあまり多くないか。全盛期のマイコンはサッカー史に残るサイドバックだったと言ってもいいだろう。
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