キャラガー(左)がエヴァートンで最も恐れたというファーガソン(右) photo/Getty Images
ダービー出場30試合の男が語る恐怖の相手
プレミアリーグで最もヒートアップするダービーマッチといえばどのカードだろうか。マンチェスターダービーにノースロンドンダービー、ビッグロンドンダービー……。
リヴァプールとエヴァートンの地元2クラブが火花を散らすマージーサイドダービー。世界で最も盛り上がるダービーマッチが議論されれば、必ずといっていいほどこのカードは候補に挙げられる。それほどのビッグマッチだ。
そんなマージーサイドダービーをそのキャリアで何度も経験したのが、かつてリヴァプールで活躍したジェイミー・キャラガー氏だ。レッズ一筋のキャリアで彼が出場した同ダービーはなんと30試合。そんなレジェンドがエヴァートン戦で最も対峙するのを嫌った選手を明かしている。英『Daily Mirror』が伝えた。
「私が最もダービーで恐れていた相手は誰かって? それはおそらくダンカン・ファーガソンだよ。特に私がまだチームに加入したばかりの若手だった時は彼のことを恐れていたね。チーム内で彼をどうコントロールしようかと話し合ったよ。でも、ダンカンと対戦した最初のダービーでは得点を決められてしまったね」
キャラガー氏が指名したのは、かつてプレミア屈指の“悪童”として名を馳せたダンカン・ファーガソン氏(現エヴァートンコーチ)だ。
今だからこそ言えるライバルクラブで苦手だった選手の名前。キャラガー氏に恐れられたファーガソン氏にも同じ質問をぶつけてみたいところだ。
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