2018-2019シーズンよりウディネーゼでプレイしているムッソ photo/Getty Images
昨年3月にアルゼンチン代表デビュー
2018年7月にアルゼンチンのラシン・クラブからウディネーゼに移籍したGKファン・ムッソ。2018-2019シーズンのイタリア・セリエA第10節(ジェノア戦)より正GKに定着すると、ファインセーブを連発し同クラブの1部リーグ残留に貢献。
今季もウディネーゼの正GKに君臨しているムッソの特筆すべき点は、至近距離から放たれたシュートへの反応の速さだ。データサイト『Sofa Score』によると、同選手は今季のセリエAにおいてペナルティエリア内から放たれたシュートを54本止めている。これは現イタリア代表の正GKジャンルイジ・ドンナルンマ(現ミラン、46本)、ユヴェントスの正GKヴォイチェフ・シュチェスニー(35本)やインテルのサミール・ハンダノビッチ(32本)といった猛者たちを上回る数値だ。
また、ムッソは今季のセリエAで既に9回の無失点試合を達成しているが、こちらはドンナルンマらと並びリーグトップタイの好成績。第23節以降の4試合で2失点と、中断前のリーグ戦で守備の改善が見られたウディネーゼだが、この4試合でもムッソは安定感溢れるキャッチングや好セーブを連発し、セリエA残留争いに巻き込まれている同クラブ(現14位)の勝ち点上積みに貢献している。今やウディネーゼに欠かせない存在となった同選手の更なる成長に期待したいところだ。
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