2006W杯で活躍したジダン photo/Getty Images
2006W杯で躍動
今や指導者としてもトップレベルの実力者だったことを示しているレアル・マドリード指揮官ジネディーヌ・ジダン。
サッカーの神に愛された存在と言えるが、今から14年前はまだプレイヤーとしてピッチを支配していた。
英『Sportbible』が改めて振り返ったのは、2006ドイツワールドカップのことだ。当時ジダンは34歳と大ベテランの領域に入っていたが、フランス代表の10番を背負ってチームを牽引。準優勝の成績を収めた。
その中で同メディアが最高のパフォーマンスの1つだったと絶賛したのが準々決勝のブラジル代表戦だ。
当時のブラジルはロナウジーニョを中心にロナウド、アドリアーノ、カカー、ゼ・ロベルト、ジウベルト・シウバ、ルシオなど攻守両面に多くの実力者を抱える最強軍団の1つと考えられていた。
そんなカナリア軍団を1人で面白いように振り回したのがジダンで、全盛期を思わせる圧巻のテクニックでゲームをコントロール。フリーキックからティエリ・アンリのゴールまでアシストし、チームを1-0の勝利へと導いた。
全盛期は過ぎていたかもしれないが、あのゲームもジダンのキャリアの中で最高に近いものだったと言えよう。
特にスピードアップしているわけではないのだが、ゆったりとブラジルの選手たちをいなしていくプレイはお見事だった。
Throwback to one of the best individual performances we've ever seen...
— 90min (@90min_Football) June 23, 2020
Zinedine Zidane vs Brazil in the 2006 World Cup. pic.twitter.com/HdMJuw9n8i
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