ボルトン時代のアネルカ photo/Getty Images
数多くのボスから選んだのは
元フランス代表のFWニコラ・アネルカは評価するのが難しいストライカーだ。
サッカーセンスは申し分ないのだが、やや扱いづらいところがある。
では、そのアネルカが思うベストな指揮官は誰なのか。ボルトン公式によると、アネルカの答えは少々意外なものだ。
アネルカが挙げたのは、アーセナル時代のアーセン・ヴェンゲルとボルトン時代に指導を受けたサム・アラダイスの2人。この2人がアネルカにとってのベストマネージャーだという。
「フットボールの面や姿勢、メンタリティ、ピッチでの俺の使い方などから、最高の指揮官に挙げられるのは2人。ビッグ・サムとヴェンゲルだ。ビッグ・サムの全てが大好きだよ。ゲームへの準備、フットボールのスタイル、コーチング、選手との関係構築、現代サッカーにおけるリカバリーの重要性についての考え方などね」
アネルカはリカバリーを重要視していたようで、ボルトン時代とチェルシー時代はそれが上手くいっていたと考えているようだ。
とはいえ、チェルシーで指導を受けたカルロ・アンチェロッティやルイス・フェリペ・スコラーリ、フース・ヒディンクの名前を挙げていないのは興味深い。
チェルシー時代にはプレミアリーグ得点王も獲得しているのだが、それだけでチェルシー時代がベストの考えにはならないようだ。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジン最新号は、「欧州サムライ伝説」第2章。
こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/