ボーンマス戦ではスコアレスドローに終わったトッテナム photo/Getty Images
英メディアも問題視
トッテナムの攻撃陣が停滞している。2019-20シーズンはプレミアリーグでここまで6位となる52得点をマークしている同クラブだが、リーグ戦再開後はめっきり前線が湿っぽくなってしまった。
リーグ戦が再開してから5試合を消化したトッテナム。エースであるハリー・ケインも復帰し、彼らの攻撃力はこれで倍増する。誰もがそう信じて疑わなかった。しかし、フタを開けてみれば直近の5戦で複数得点を記録したのは第31節のウェストハム戦のみ。それ以外の4戦では、全ての試合で相手チームから1ゴール以下に抑え込まれてしまっている。
なかでも深刻さが見て取れたのが、現地時間8日に行われた前節ボーンマス戦だ。この試合で何回かチャンスを作るも、トッテナムは最後まで降格圏に沈む相手を崩すことはできなかった。英『talkSPORT』もこの試合でスパーズが見せた拙攻には、かなり不安を抱いているようだ。
特に同メディアが心配しているのはその枠内シュート数。ボーンマス戦で彼らは9本のシュートを放ちながらも、枠を捉えたのはなんと“ゼロ”。ゴール手前までは侵入できるのだが、肝心の最後の精度が高くないと『talk SPORT』は主張している。
なおリーグ戦再開後の5試合を見てみると、この問題の深刻さがさらによくわかる。
ここのところ攻撃陣に元気がないトッテナム。その問題を解決するためにまず取り組むべきは、シュート精度の向上かもしれない。
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