ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
今季はセリエA得点王を狙える
前半戦の段階ではラツィオFWチーロ・インモービレの独走態勢が出来上がっていたのだが、ここへきてセリエA得点王レースが荒れている。
荒らしているのは、28ゴールまで伸ばして得点ランク2位へ上げてきたユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドだ。
ロナウドが狙うはセリエA制覇&セリエA得点王であり、すでに昨季セリエA制覇は経験した。今季は個人タイトルも欲しいところだろう。
後半戦から急激に得点ペースを上げ、ついに29ゴールで1位のインモービレに1点差のところまできている。PKが多いのも事実だが、それでも昨季からチャレンジし始めたセリエAにてこれだけ得点を稼ぎ出すのは見事だ。
英『TalkSport』は、改めて35歳とは思えぬパフォーマンスと称えている。
元ブラジル代表のカカーやロナウジーニョ、ティエリ・アンリ、シャビ・エルナンデスなど、彼らは35歳になった頃にはトップレベルを維持することが難しくなっていた。それに対し、ロナウドは未だに欧州五大リーグで得点王を狙うだけの体力を維持している。
SNS上では、「彼は45歳になるまでMLSに来ないだろう」、「マシーンだ」、「ロナウドはワールドカップを制するだろうか」など、絶賛する声が相次いでいる。
おそらくロナウドが狙える最後のワールドカップは2022年大会となるだろうが、その時ならばまだトップコンディションを維持できそうな気配がある。ポルトガル代表のエースとして活躍することも不可能ではないだろう。
ロナウドはいつ本格的に衰えるのか。2つ年下のバルセロナFWリオネル・メッシにも衰えの気配はなく、もう少しロナウド&メッシ時代は続きそうだ。