山東魯能のフェライニ photo/Getty Images
たった8分でハットトリック
25日、新型コロナウイルスの影響でスタートが遅れていた中国スーパーリーグが開幕した。
その開幕ゲームで圧巻のハットトリックを披露したのが、山東魯能でプレイするFWマルアン・フェライニだ。
フェライニは3月20日にコロナ感染が発覚し、約1ヶ月の入院を余儀なくされていた。サッカーが出来るところまで体力が回復するか不安もあったが、開幕戦となった大連阿爾戦ではフル出場を記録。どうやら問題はないようだ。
しかも興味深いことに、フェライニのポジションはセンターフォワードとなっている。以前からセンターフォワードをこなせる選手ではあったが、山東魯能はフェライニ最大の武器である高さを最大限活かそうとの考えなのだろう。
その期待に応え、フェライニは大連阿爾戦にて全てヘディングでハットトリックを記録。それも79分から僅か8分の間に怒涛のハットトリックを決めており、チームを見事3-2の勝利へ導いてみせた。
フェライニの活躍は欧州でも話題を呼んでいる。32歳とベテランの領域には入っているものの、今でも欧州五大リーグで十分にプレイできるはず。その実力は世界的にまだ高い評価を得ているのだ。
Marouane Fellaini scored a hat-trick of headers in just 8 minutes earlier today... pic.twitter.com/NKr9j5jL2i
— SPORTbible (@sportbible) July 26, 2020
「フェライニのヘディングを中国スーパーリーグが止めるのは無理」
「プレミアリーグに戻ってきてくれ」
「モイーズが見ているんじゃないか?」
SNS上ではこうした意見が挙がっており、フェライニを中国スーパーリーグのDFが抑えるのは困難と捉えられているようだ。
ハットトリックと抜群のスタートを切ったフェライニは、ストライカーとしてどこまで数字を伸ばしてくるのか。この高さは対戦相手にとって恐怖でしかない。
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